COLUMN

神奈川エリア

地域によって多様な性格

神奈川エリアは、ひとつの県として何かの特徴でひとくくりにすることのできない多様性に富んだ地域です。

たとえば川崎市のように東京都との境目をほとんど感じさせないほど東京と一体感の強い地域もありますし、逆に相模原市や大和市は東京都町田市周辺を取り込んで、首都圏のベッドタウンとして独特の地域性を築いています。

一方で横浜市は神奈川県から独立したエリアブランドを確立していますし、湘南は湘南で観光やリゾート色の強い明るい雰囲気を持っています。

神奈川エリアで働くのなら、もちろん通勤時間や交通アクセスなどの物理的な問題もありますが、こうした地域ごとの特徴を知った上で働きたい地域を選ぶことも大切ではないでしょうか。

勤務地としてもっとも人気が高いのは横浜市、川崎市などの県東部の都市です。特に川崎市は世田谷区や大田区と隣接しているということもあり、神奈川県というより東京の一部として機能しています。都内23区から通勤するのであれば川崎市が一番のおすすめといえるかもしれません。

横浜ブランドの魅力

街としての人気がもっとも高いのはやはり横浜市でしょう。
人口370万人という巨大都市であるだけでなく、年間4,000万人以上の観光客が訪れるおしゃれな観光都市としても横浜ブランドは強力です。「憧れの横浜で働きたい」という方も多いのではないでしょうか。人口や都市規模に比例して求人案件数も多く、仕事内容も多彩です。

東京方面へのアクセスもよく、渋谷や新宿へは30～40分で出られます。特に東急東横線と東京メトロ副都心線が直行運転になってからは電車一本で新宿（新宿三丁目）まで出られるようになり、「仕事が終わってからちょっと渋谷まで遊びに行く」とか「新宿で映画を見て帰る」などというプランにも無理がありません。

もちろん横浜自体がとても魅力的な街ですから、オフタイムの楽しみ方に困ることはないでしょう。中華街でグルメを楽しむもよし、関内あたりでバー探索をするもよし。本牧あたりのライブハウスでジャズを楽しんだり、宗右衛門町で昭和レトロのお店を探したり。夜の桜木町から横浜港や東京湾を望む...なんていうロマンチックな楽しみ方もありますね。

横浜アリーナやみなとみらいではひんぱんにコンサートやイベント、スポーツイベントなどが行われています。仕事の疲れをリフレッシュして、明日への活力をしっかり充電しましょう。

「さがまち」の魅力

神奈川エリアで仕事を探すとき、案外穴場なのが相模原市。神奈川県でありながら「さがまち」という呼び方があるほど東京・町田市と一体化していて、都内の多摩地区に属する多くの街よりも発展しています。
ちなみに相模原市の人口は約71万人。町田市の人口は約43万人。両都市をあわせると軽く人口100万を突破します。想像以上の大都市だということがおわかりいただけるのではないでしょうか。

そしてさがまちといえば「生活の町」として知られ、物価の安さから近隣の市の人がわざわざ買い物に来るほど。仕事帰りのショッピングが楽しみですね。

交通アクセスの面ではどうしてもJR横浜線に頼ることになってしまいますが、横浜までは1本で出られ、うまく京王相模原線と組み合わせれば東京方面へのアクセスもそれほど不自由ではありません。お住まいの地域にもよりますが、思った以上に通勤圏は広いと思います。

お車をお持ちの方なら、JR横浜線と並走して国道16号線が伸びていますから、横浜方面はもちろん東京方面、厚木・藤沢方面、八王子方面など縦横に足を伸ばすことができるでしょう。
周辺は相模川、陣馬山、相模湖など首都圏きっての豊かな自然に恵まれており、仕事のストレスを軽減してくれることでしょう。

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