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新宿・西新宿エリア

新宿・西新宿エリア

多様性とエネルギーにあふれるエリア

新宿・西新宿エリアは東京都政の中心地。東京都庁をはじめ「摩天楼」の名にふさわしい高層ビル群が立ち並び、大規模商業施設やタワーマンションのふもとをびっしりと飲食店、ショップ、エンターティメント施設などが埋め尽くしています。

新宿といえば日本を代表する大都会。
けれどその一方で歌舞伎町やゴールデン街、思い出横丁など、新宿がかつて「都心」ではなく東京の西のはずれの巨大な繁華街だった時代の思い出のように、昭和レトロが色濃く残るスポットがあちこちに見られる多様性もこのエリアの魅力です。

常に生まれ変わり続ける街

新宿・西新宿エリアは「完成」や「飽和」という言葉を知らない街です。
西新宿では新宿アイランドタワー一帯の再開発が終わってまだそれほど年月も経っていないのに、さらに西へ西へと開発の手が広がっています。

最近注目を集めているのが「西新宿三丁目西地区再開発」。都庁の南側、新宿パークタワーと東京オペラシティの間の住宅密集区を整備して、47～77階建ての4つの超高層ビル群に生まれ変わらせようという壮大な計画です。

計画では、もっとも高い東オフィス棟は地上338メートルにも及び、首都圏一の高さを誇る「横浜ランドマークタワー（296メートル）」はおろか、現在日本一の「あべのハルカス（300メートル）」にも大きく差をつける予定となっています。
開発規模的には東京ミッドタウンに次ぐ日本史上2位で、この開発計画が新宿を近未来都市へと変貌させてゆくための第1歩となるようです。

これからも新宿・西新宿エリアから目が離せそうもありません。

意外なほど豊かな緑

「新宿」という言葉を聞くと、「便利で活気はあるけれどゴミゴミしているところ」という印象を持っている人も少なくないかも知れません。たしかに一部でそういう場所があるのも事実です。
けれど、実は「新宿・西新宿エリア」というくくりで全体を見渡してみると、意外なほどに緑が多いことに驚くかもしれません。

まずは新宿御苑です。583,000平方メートル、外周3.5キロメートル。東京ドーム12個がすっぽりと入る敷地の中に1万本以上の樹木が茂る自然空間が新宿駅のすぐ目の前に広がっていること自体が奇跡ではないでしょうか。
プラタナス並木が美しいフランス式庭園、イギリス風景式庭園、日本庭園など見どころも多く、都心で働く人々の心のオアシスになっています。
春には約1500本の桜が一斉に花を咲かせ、西東京屈指のお花見の名所となっていることでも有名ですね。冬場には池に鴨などの渡り鳥が飛来し、多くのバードウォッチャーが観察に訪れます。

続いて新宿中央公園。新宿区立の公園としては最大の面積（88,000平方メートル）を誇る都市公園で、多目的運動広場などでは会社のサークル活動で早朝や仕事帰りにスポーツを楽しむ人も多く見られます。
芝生広場やビオトープは仕事の合間のリフレッシュには最高のスポットです。
フリーマーケットをはじめ、年中を通じてさまざまなイベントが開催されていますから仕事帰りに気軽にフラリと立ち寄ってみるのも楽しいかもしれませんね。

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