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派遣スタッフインタビュー

公認会計士の試験勉強をしながら、派遣社員としてプロパティマネジメント会社の経理職としてお仕事をしているスタッフさん!
仕事と勉強を両立させる秘訣などをお伺いしてみました。

Iさん
名前 Iさん
性別 男性(20代)
雇用形態 長期派遣
経験企業 会計事務所、プロパティマネジメント

Q. 今日はお忙しいところインタビューのお時間を頂き、本当にありがとうございます。それでは、まずは現在のお仕事の様子についてお聞かせください。

A. 今勤めている会社はプロパティマネジメント事業(ビル、マンションなどの不動産管理)というのを行っていて、経理の業務内容は一般企業のものとは少し異なるというか、完全に経理の仕事というわけではないです。
テナント向けの賃料請求書作成や、オーナーやアセットマネジメント会社への決算状況のレポート作成、またオーナーからの質問対応にあたることもあります。
会社は業績が好調のようで、最近3人くらい増員がありました。今後も様子を見ながら人員を増やしていくようです。

Q. 現在は派遣社員としてお仕事をしながら公認会計士の勉強をされているとのことですが、いつ頃から会計士を目指そうと思ったのですか?また、そのきっかけも教えてください。

A. 大学2年生の時に、病院経営に関する授業があって、そのときに財務に関する本を読み出したのが会計に興味を持ったきっかけです。
実は心理学や医学部を目指そうとも考えていたのですが、とあるコンサルティング会社のセミナーに参加したときに、人の支えになるというのを目的とするなら医療関係でなくても良いかなという気付きがあって、普通に働いてみようと思ったんです。
ただ、普通に働くにしても何か武器があった方がいいと思い、会計士を目指すことにしました。

Q. その武器というのが、何か資格をとったほうが良いということにつながったんですね。会計士の試験は、仕事を辞めて2,3年勉強に専念するという人が多い中、Iさんは働きながら勉強するという道を選んだわけですが、ジャスネットに登録しようと思ったきっかけはなんですか?

A. 新卒で会計事務所に勤めていたんですが、その事務所を辞めようと思ったときに、通っていた資格の専門学校の片隅にジャスネットさんで発行しているアカウンタンツマガジンと、登録案内のチラシが置いてあったんです。それを見て登録に行きました。

転職活動において、自分でできることは全部やろうと思って、いろいろなところに登録にいったのですが、ジャスネットさんは案件の紹介が早かったですね。
あと、登録の際に経理実務の教育講座についての案内など、経理・会計分野に関する専門性の高さを感じました。

Q. ありがとうございます。教育講座については今後もパワーアップしていくと思いますので、是非「経理実務の学校」を見てみてくださいね。さて、話を戻して今のお仕事をしていて感じるところや、以前働いていた会計事務所との違いなどがあれば教えてください。

A. 一般企業の経理の仕事というのは、やっぱり"支える側"なんだな…と思います。
以前の会計事務所の場合は、同じ経理の仕事をしていても営業力も必要で、仕事を取ってくる人が評価されていました。一人ずつ売上高を明確にされるので、そういう部分は営業的ですよね。

その点を比較すると、営業の人たちを支え、過不足なく業務を行うのが会社の経理なのだなと感じています。ただ、会計事務所のときのように人に会ったり、今の仕事の中でもありますが、テナント様と電話で話したりする業務も好きですよ。

Q. なるほど。同じ経理の仕事でも、どこを向いて仕事をするのかというのが違うんですね。普段のお仕事で心がけていることはありますか?

A. "必ず期限を守る"ということに気をつけています。自分の業務が遅れると、上司の仕事が遅れて、会社としても遅れてしまうので締切は絶対ですね。
また、テナント様に迷惑をかけないように、社内ではしつこいくらいにいろいろな人に聞いたり確認したりしています。経理がミスをしてしまうことで、簡単に契約を切られてしまうこともありますから、神経を使いますね。

Q. そういう意味では、社内の経理ではありますが、クライアントサービスの一つと言っても良いですね。それでは、現在のお仕事で特に苦労したことは何ですか?

A. 毎月月末になると忙しいのでテンパっていますが…(苦笑)今回、年に1回の業務で、初めて予算書を作成させて頂いたんです。ビルマネージャーとやりとりをしたり、工事関係から資料を取り寄せたり、前年度の数字と比較したり…と、新しい仕事でした。

一度で完成するというものではなく、作成していく中でアセットマネジメント会社からの指摘を受けて5回くらい修正しました。いろいろな方とのやりとりと調整で時間もかかり、大変でしたね。今回の経験を活かして、次回はもっとスムーズに行えたらと思います。

Q. 年に1回の業務を経験できたのは貴重な機会でしたね。では、会計士試験の勉強が実務に役に立ったと思うことはありますか?

A. 大きく分けて2つあります。一つ目は、ビル改修工事の際に、会計上で「修繕」か「大規模補修」か、という判断ができたということですね。自分の中でストーリーを考えて問い合わせができるという点では、会計士の勉強で得た知識が活かされていると思います。

二つ目は、「50分 ・ 1サイクル」というものです。50分を区切りとして、まずは一気に仕事を仕上げてから確認するという方法を取っているのですが、これは会計士の勉強でも実践していることです。なるべく残業をしないように時間管理をして集中するという意味においても学習方法が仕事の仕方に活かされていると思います。

Q. 自分自身でリズムを作って仕事をしているからこそ、集中力を途切れさせずに継続されているんですね。では、仕事と勉強との両立で心がけていることはありますか?

A. 10月からは予算業務の関係で残業をすることもあったのですが、基本的には朝5:45に起きて、7:10頃に会社近くに着き、朝の勉強をしてから出勤しています。そこで、定時に上がって専門学校の自習室などを利用し、自習します。睡眠が浅くならないように21:00以降は固形物を口にしないようにして、23:30頃には寝るようにしています。習慣付いているので、朝早いのは苦じゃないですね。

あとは、勉強も仕事も同じペースでやることを心掛けています。ペースを上げすぎると疲れてしまいますし、食事も食べ過ぎると眠くなるので、ペースを保ち、習慣づけることを意識していると自ずと自己管理に行き着きます。

Q. 素晴らしく規則正しい生活ですね!見習いたいものです。では最後に、今後の目標やプランなどがあれば教えてください。

A. 仕事については、物件の売却から新規物件を新たに担当するときは業務がばたつくので、スムーズに業務をこなせるように心がけていきたいと思っています。
勉強については、今年の5月に会計士試験を受験し、12月頃に監査法人に就職が決まっていればいいなと思っています。

監査の仕事については、そのまましばらくは経験を積んで、将来的には会計面から病院経営のサポートをしたり、医療の行き届いていない地方に出向くなど、医療に関係する仕事を会計の切り口で進めていけたらと思っています。

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