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派遣スタッフインタビュー

「米国、英国、フィリピン、インド、日本」 国を越え、一貫して経理スキルを磨き続けるスタッフさん

Y.Iさん
名前 Y.Iさん
性別 男性
雇用形態 派遣社員
経験企業 【現在のお仕事】
東証一部上場メーカーの経理(ジャスネットより派遣就業)

【以前のお仕事】
正社員…メーカー(経理)、商社(経理)
キャリアタイプ
  • やりがい
  • 環境
性格タイプ
  • マイペース
  • 几帳面
  • おおらか

Q. 現在の就業先規模、業種、ご自身の業務内容について教えてください。

A. 半導体、太陽電池などの材料を生産する東証一部上場メーカーに勤務しています。従業員数は1,000人を超えており、私は本社の経理部に所属しています。経理部には約15名が在籍していますが、国内外に30以上のグループ会社があるため、経理部のうち約10名が連結決算グループとして業務を行っています。私自身は、連結決算業務や法定福利費の管理などを主に担当しており、特に繁忙期にはスピードを意識して業務に取り組んでいます。

Q. ジャスネットに登録されたきっかけを教えてください。また、ジャスネットの印象(ご登録時、ご就業時の対応)はいかがでしょうか?

A. ネット広告で「経理に特化」している人材会社であることを知り、珍しさに惹かれて登録しました。ジャスネットさんの本社が渋谷にあった時代の話です。実際に登録してみると、経理に特化している分、担当者に「経理として自分が経験してきたことを具体的に理解してもらえること」がとても心強かったです。

Q. 米国、英国、フィリピン、インド、日本の5カ国にて勤務のご経験をお持ちですが、海外で働くことになったきっかけを教えてください。

A. 最初に入社した会社で、米国の駐在員として赴任したことが、海外勤務のきっかけでした。その会社では、米国だけでなく、英国ロンドンへ経理業務の管理者として赴任するなど、米国・英国を行き来して仕事していました。赴任から約5年後、勤務していた会社が米国から撤退することになりましたが、私はそのまま米国に残り、職を探しました。当時27歳くらいでしたが、感受性豊かな若いうちに、海外で経験を積みたかったという思いによる決断でした。特に米国は仕事をする上で、多くの面で日本に先んじているので、大変勉強になりました。
その後リーマンショックのタイミングで、私含め現地職員の多くはレイオフ(一時解雇)されましたが、ちょうど東南アジアの成長のタイミングだったこともあり、フィリピンへ。しばらくしてインドでの仕事に声がかかり、インドへ。経済の影響を受けながら、国を越えて勤務をしていましたが、一貫して経理としての経験を積み重ねていきました。

Q. 一貫して経理職としての経験を積まれていらっしゃいますが、経理職の魅力、やりがいなどはありますか?

A. 会計はビジネスの世界の共通ルールとなります。サッカーのルールのように世界中で通用するため、世界で通用する人材になれる点が魅力です。数字が読めると、たとえ経営者になっても、たとえ別の職種の人と関わることになっても、多くの場面では困らず、相手と対等に話せる武器になるのではないかと思います。

Q. 国や文化が違うことで、印象に残っているエピソードがあれば教えてください。

A. どの国でも英語が共通の言語です。その点は国を越えても仕事がしやすかったです。
ただし、言語や会計のルールは共通で困らなくても、国により数字や単位の表示が異なり、その点に注意して仕事をすることが求められました。例えば、日本をはじめ、米国や英国だと、3桁区切りにカンマ、小数点にピリオドを使用します。一方ドイツでは逆になり、3桁区切りがピリオド、小数点がカンマとなります。
  
例:12,345,678.91(日本、米国、英国の表示)
  12.345.678,91(ドイツ)
  1,23,45,678.91(インド)
※インドでは、数字の単位としてラック(10万)、クロール(1,000万)を使用
  
そのほかに、女性の社会進出に対しても、特に当時のフィリピンとインドでは環境が大きく違っていました。フィリピンでは母系社会で女性の地位は高く社会進出が進んでおり、働いていた時の経理部の9割が女性だったのに対し、インドはその逆で、ほとんど男性のみ。インドでは女性が家庭に入るのが当たり前とされていました。

Q. 今後の目標(目指していること、プライベートでも構いません)があれば教えてください。

A. 少子高齢化や財務赤字により、年金の支給年齢もどんどん上がっており、好むと好まざるに関わらずエイジレスな働き方が必要になります。経理としてスキルを上げておけば、どこにいっても必ず働くところはあると思っています。働き続けるためには「最終的には身体が資本」だと思うので、何かスポーツを始めたいです。
あとは、スポーツではないですが、バイク(ハーレー)に乗るのも憧れます。

Q. ジャスネットのお勧めポイントを教えてください。

A. 「経理に特化している」点は、大手人材会社とは違った強みになっていると思います。先日行われたスタッフ懇親会にも参加しましたが、そんな楽しめるイベントがあるのも、ジャスネットさんならではの魅力かもしれませんね。
また、ジャスネットさん単体ではなく、C&Rグループ全体で見ても面白い事業をやっており、潜在的な成長性の高さを感じます。今回、グループとして拠点を新橋の新オフィスに集約したことで、今後はグループ間のシナジー効果にも期待しています。

経理職で働いていらっしゃる方へメッセージをお願いします。

どの国のどんな会社でも、どれだけ経験を積めるかどうかが大切になるかと思います。まずはどんな就業形態でもいいので、上場企業で実務経験を積むのもお勧めです。今いる会社内で経験を積めない場合、転職によって環境を変えるのも一つの方法かもしれません。米国では経理の求人票の給与欄には、DOE(Depends on Experience)とあります。つまり、経験を積めば、より好条件で次の仕事を探しやすくなります。資格も大切ですが、経験を大切にする傾向は日本だけでなく、国を越えて評価されるポイントになりますね。

一日のタイムスケジュール

通常時期

9:00

出社、メールチェック

10:00

支払業務、営業利益などのチェック

12:00

昼食(お弁当タイム)

13:00

法定福利費の処理、その他Excelで資料作成など

15:00

仕訳などデータ入力、ファイリング

17:00

エラーチェック

18:00

退社

繁忙時期

9:00

出社、メールチェック

10:00

連結決算資料作成

12:00

食事(お弁当タイム)

13:00

内部統制資料作成

15:00

連結決算データ入力

19:00

エラーチェック

20:00

退社

休日の過ごし方

アメリカの映画やドラマを見て過ごすことが多いです。かつて住んでいたロサンゼルスやニューヨークなど、知っている場所が出てくると懐かしいですね。

休日の過ごし方

座右の銘(心がけていること)

「習うより慣れろ」
座学よりも実務重視だと思います。実際に手を動かして覚えることを大切にしています。

担当エージェントからの一言

今回は快く取材を受けていただき、誠にありがとうございます。
Y.Iさんは、知識とご経験が豊富な方で、企業担当者からも評価が高いです。
また、定期訪問では、Y.Iさんの体験談や、経済のお話しをグローバルな観点で聞かせて頂き、いつも勉強になっています。
今後とも末永くよろしくお願いいたします。

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