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派遣スタッフインタビュー

初めて会計事務所で派遣社員として勤務され、今後は正社員として一般企業で勤務予定のスタッフさん!

Sさん
名前 Sさん
性別 女性(40代)
雇用形態 長期派遣
経験企業 IT企業、製薬会社、金融会社、メーカー

Q. 今日はお忙しい中、インタビューのお時間を頂きまして、ありがとうございます。初めに、現在の派遣先や業務内容についてお聞かせください。

A. 11人体制でコンサルティングも行う会計事務所で働いています。
お仕事の内容は、税理士の先生が顧問先に会計データを持って行く為の下準備です。具体的には会計伝票のチェックや仕訳入力、月次決算の補助業務です。

今の派遣先は、海外に委託している業務や外部に依頼することもありますので、回収したデータの確認をして、間違えがある場合はメールや電話で修正依頼をする等のやり取りも行います。

Q. さまざまな業務をされていらっしゃるのですね。今回ご縁があってご就業頂きましたが、ジャスネットへ登録しようと思ったきっかけを教えてください。また実際に派遣社員としてご就業されて、弊社にどのような印象をお持ちでしょうか。

A. 経理で過去10年間仕事をしてきましたので、その経歴を活かせる様な仕事を探したいと思いました。
ハローワークではあまり経理の募集がありませんでしたので、経理専門の会社をインターネットで探したところ、ジャスネットさんが上位に表示されていました。経理専門ということで、求職者と募集する企業様の希望が明確ですし、お互い良い確率で出会えるだろうと思い登録しました。

今までも何度か派遣社員として就業した経験がありますがとても驚きました。
正直にお話すると、最初はフォローや連絡が細かすぎるように感じました。しかし、就業するうちに派遣される期間中には色々とご相談したい事が起こることが分かりました。

今回は思いもかけず急に正社員として就職が決まり、自分から派遣契約を更新せずに終了することになりましたが、常日頃から私にも派遣先にもコンタクトを取って頂いていたので直ぐに相談が出来てとても心強かったですね。特に女性で初めて派遣で就業する方には良い派遣会社さんだなと感じました。

Q. そう言って頂き、ありがたいです。これからも丁寧なフォローをしていきたいと思います。大学をご卒業後、最初は経理ではなく営業事務や一般事務をされているようですが、経理を目指したきっかけを教えて下さい。

A. 新卒で営業事務を担当していた時に、初歩的な伝票の仕訳を任されたことがあるのですが、経理の知識が浅く、経理担当へ伝票を提出しても何度も修正されました。その時に「貸方や借方と言ってもわからないだろうね。」と言われて、とてもくやしかったことを覚えています。結局その時は分からないままでした。

その後、出産と育児で暫く仕事から離れていたのですが、社会復帰のきっかけとなる会社でたまたま社員を2名募集していました。
適性をみてから、営業事務または経理事務のポジションに配属頂けるということになり、意外にも私は経理事務で採用になったのが経理の道に進むきっかけです。その会社では、上場企業で経理経験があるベテランの社員さんに丁寧に指導して頂き、分からなかった経理処理が理解出来るようになるにつれて、すごく経理は面白いなと思うようになりました。

最初は苦労しましたが、基本を教えてもらい、自分なりにも考えながら仕事を進めるようになった頃、正しく処理が出来るようになり、今後も深く経理の経験を積んでいきたいと思うようになりました。

Q. なるほど。そんなきっかけがあったのですね。今までは一般企業での経理のご経験でしたが、今回の派遣先は会計事務所という事で戸惑いはありませんでしたか?また、今のお仕事のやりがいを教えて下さい。

A. 一般企業と異なる点として感じたことは、会計事務所は、日々の細かな処理よりも最終的な損益を重視し仕事を進めていきます。その為、慣れるまで戸惑いがありました。
性格的に日々の業務を細かく行うのが向いているタイプだと思っていましたので、会計事務所では期首・期末で大きく判断するという発想は、新鮮に感じました。

会計事務所での経験はまだ浅い面もありますが、もっと長く続けていけば、より短期間で会社が抱えている状況を的確に指摘出来るようになると思います。このような問題点や解決策をクライアント(顧問先)の方に上手く伝えられるようになった時に「良い仕事が出来た」と感じられるのではないでしょうか。
それが、会計事務所での仕事のやりがいの一つでもあると思います。

Q. 短期間で会社の抱えている状況がわかるようになるということは、非常に成長が出来そうですね。約10年、ご出産や子育てでお仕事をされていない期間がありますが、復帰する際に不安な事はありませんでしたか?また復帰するために準備していたことなどありませんでしょうか?

A. 復帰するタイミングでちょうどインターネットが爆発的に普及していました。多くの企業でマイクロソフトのオフィスが整備されてきて、復帰しても困らないように直ぐに自分でパソコンを購入しました。
実際に家で触って勉強をしましたが、私はワープロの世代でしたし、正直仕事で通用するのか不安でした。でも、当時はまだ30代で「やれば出来る!」という自信がありましたし、「やれなかったらやってみせる!」という意気込みを持って仕事に復帰しました。

Q. そういった思いで復帰されたのですね。誰でもブランクは不安ですが、自信を持つということも大切だと思います。その後も、いつもモチベーション高くお仕事をされていますが、お仕事をされている際に気にされていらっしゃることを教えて下さい。

A. 仕事でもプライベートでも面白いことを見逃さないようにしています。仕事はお金をもらう為にと思うとつまらないですし、仕事は人生の大半を占めますので、義務感ではなく自分の好奇心や満足度を満たすものだと考えています。

自分の面白いと思うアンテナが少しでも触れたら調べてみる。仕事に関係がないと思った事でも興味を持ってみる。そして何より出会いを大切にするようにしています。人との出会いは意外な所で自分の糧になります。
私は転職が多いですが、様々な会社での経験や人との出会いはマイナスに働くよりもむしろ財産になっている事が多いですね。

Q. 人との出会いは大切ですよね。今回もご縁あって正社員で採用が決まったこと、本当におめでとうございます。お仕事を探す際に重視された点を教えて下さい。

A. そうですね。私の年齢と転職回数を考えますと、高い給与や福利厚生などの条件が良い企業は難しいと思い、高望みはしませんでした。現実的に考えて、ある程度の待遇と会社に明るさがあって、社員を大切にしてくれる姿勢の見える会社を選びました。偶然ですが自宅の隣の駅で通勤が便利なので嬉しいです。

Q. なるほど。現実的に考えるのは大切ですね。では、今回採用になったポイントは何だと思いますか。

A. 社長は、私より少し年下で、就任されて3、4年目の方でした。まだ経営について把握しきれていない所もあるようです。私は、前職で10年以上経理を1人で担当していた為、経営者の視点を意識して仕事をする場面もありましたので、そういう面を評価頂いた結果だと思います。

Q. 何か勉強などしていらっしゃいますか?

A. 少し休みがちなのですが…消費税の制度が変わりそうですし、今年の10月がターニングポイントだと思いますので暫くは消費税に関する勉強をしようかと思っています。

現在経理職として転職活動されている方、今後転職活動をされる方へメッセージ

経理を担当する人は、会社の財務情報を知り、ある意味で会社の経営に携わります。その為、受け身ではなく、様々な場面で自分から動くようにしたほうが良いと思います。
また、転職活動は漠然と行うのではなく何を重視して仕事を探すのか整理をして活動をすると良いと思います。経理は、どこの会社でも必要な仕事で活躍の場があります。転職をしたら、まずはその会社を好きになって、今までの経験や知識を活かして一生懸命頑張って欲しいです。そして、会社の経営を支えているという気概を持って仕事に取り組んで欲しいですね。
会社は違いますが、経理をしている方は同志です。お互いにがんばりましょう!!

休日の過ごし方

家庭にいた時はあまりしていなかったのですが、お仕事をするようになってからは、出来る限り外へ出かけるようにしています。
今まで行きたくても行けなかったコンサートに出かけたり、自然を見に行ったりして気分転換をしています。

休日の過ごし方

担当エージェントからの一言

Sさんを一言で表すと「ポジティブ!!」です。そして、とても気遣いをして下さる方です。
仕事に対して常に前向きで経験を生かして業務を行うだけではなく、今までに経験がない事は参考書などで事前に勉強して対応し、自分の幅を拡げていくなど意欲的な方です。

派遣先の方からスキルだけではなく人柄の部分もとても評価も高く、派遣が終了するのは残念ですが、派遣先の方も私も心からご活躍をお祈りしております。頑張って下さい!!

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