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上場企業の経理を経験するため派遣社員として就業し、自ら手を挙げて幅広い業務にチャレンジ中！

派遣スタッフインタビュー

上場企業の経理を経験するため派遣社員として就業し、
自ら手を挙げて幅広い業務にチャレンジ中！

一般事業会社の経理

名前	Y.Tさん
性別	男性（30代）
雇用形態	派遣社員
経験企業	【正社員】IT企業、不動産業、鉱業、エネルギー開発【派遣】コンサルティング会社（ジャスネットより派遣就業）【アルバイト】運輸業
キャリアタイプ	やりがい環境キャリアアップ
性格タイプ	しっかりさん真面目ポジティブ人見知り

Q. 現在の就業先の規模や業種について教えてください。

A. 東証一部上場のコンサルティング会社で、規模は親会社単体で約110名、グループ全体ですと約170名ですね。私は主に子会社2社の経理を担当しています。
一つは出版業、一つはセミナーを開催している会社です。

Q. 具体的な業務内容を教えてください。

A. 出版業の方は、帳簿入力から、固定資産の登録、月次決算まで資金繰り以外の業務はほぼ全部です。セミナーの会社の方は部分的で、支払い業務と、預金の仕訳と、月次決算になります。
GRANDITという基幹業務システムを使っているので、仕訳や消し込みなどは自動で行うことができ、それ以外のところを補う感じです。経理部門は現在4名で上場企業としては少ない人数のため、いろいろな経験をさせてもらっています。

Q. どのような経緯で弊社をご利用いただいたのですか？

A. 経理職ではないのですが、以前派遣就業した経験のある知人から、「経理専門の人材派遣会社があるようだから利用してみたら」と教えてもらいました。

Q. 実際に就業してみて弊社の印象はいかがですか？

A. 担当のエージェントさんが親身になって話を聞いてくださいます。いつも「ホントかな？」と思うくらいほめてくださるので照れくさいことも…。

Q. 経理職を目指したきっかけを教えてください。

A. 約10年間、SEとして働いていたのですが、金融機関向けのシステムを開発する機会が多かったのです。
会計知識も必要だったことから経理に興味を持ち、キャリアチェンジすることを決意しました。32歳から独学で日商簿記の勉強を始め、3級、2級と取得してから経理としてのキャリアがスタートしました。今も1級の勉強中です。

Q. 経理業務のどんなところに魅力を感じますか？

A. 数字を通して会社のことが理解できるところです。資金の流れがわかるので、会社が将来的に何をしようとしているのかがわかり、経理の担当として経営に近いところにいられるのが魅力ですね。

Q. 今回初めて派遣就業をご希望された理由を教えてください。

A. 派遣社員であれば、これまでに経験していない上場企業の経理に携わることができると考えたからです。
経理職についてまだ3年なので経験を積みたいという思いと、正社員での入社は難しい会社でも派遣社員として入社することでチャンスが広がるということで選択しました。今回は上場企業でも比較的小規模で、幅広く経理の経験が積めるということから就業を決めました。

Q. 実際に上場企業で経理業務に携わってみていかがですか？

A. 今までの会社と決定的に違うのは、四半期ごとに決算情報を開示する義務があり、3カ月ごとに繁忙期が発生することです。
それと、内部統制がしっかりしていますね。承認者が複数名いて、申請者と決裁者が必ず別の方が担当するところが中小企業とは違うと感じます。監査法人の対応や連結決算にも、上場企業ならではの業務の面白さを実感しています。
また、正社員の方はプライドを持って業務に当たっていらっしゃるので、みなさんの働き方や仕事への意識などを間近に見ることができるのも勉強になります。

Q. 正社員と比べて、派遣社員としての働き方はいかがですか？

A. メリットとしては、業務内容がある程度決まっていて残業が少ないので、ワークライフバランスが取りやすいですね。私の場合は日商簿記1級の勉強をするための時間を確保できるのが助かっています。

Q. 派遣社員として働く上で、心掛けていることはありますか？

A. 正社員の方がなかなか手の回らない庶務的な仕事も率先してやるようにしています。今の会社にしばらく就業していることもあり、必要とされることがだいたいわかるようになってきました。
そのため気付いたことがあれば、周囲の状況を見ながら自分から声を掛けています。現在の部署で一番社歴が長いので、いろいろな方から質問もたくさんいただき、頼られることにプレッシャーもありますがそれ以上にやりがいを感じます。

また、担当したい業務があれば積極的に手を挙げることも大切だと思います。
例えば、経験をしてみたかった連結決算は正社員の公認会計士の方が主に担当されているのですが、内部取引の相殺などを希望して部分的に担当しています。
担当の業務をきちんと対応したうえで、積極性を見せることで少しずつ任せてもらえるようになりますし、スキルを一つひとつ積み重ねていくのが楽しいですね。

Q. モチベーションを保つために工夫されていることはありますか？

A. 仕事でも勉強でも、長く続けている間には気持ちが下がったり、挫折しそうになることもありますので、私の場合は、大きな目標とは別に比較的近い将来に達成できるくらいの小さな目標を掲げるようにしています。
例えば日商簿記1級の勉強では、試験範囲の中でも税法科目の一部分だけを完璧にやってみようとか。業務でも、1週間単位で目標を決めて一つずつ達成することでモチベーションを維持できますし、振り返ったときにはかなりの力が身に付いていると思います。

Q. 今後の目標をお聞かせください。

A. 早く上場企業の連結決算を任されるようになりたいですね。
今は子会社の税効果会計をしているところで、内部取引が終わったら、次は業績連動、次はイベント報酬の処理など、順々にやらせてもらえるように頑張っています。
前職は中小企業でしたが、その分権限は与えられていました。でも企業によりますが派遣社員だと、信頼はされても権限は与えられないことが多いため、実力を付けて正社員として働くことが目標です。将来的にはマネジメントもしていきたいですし、経営に深くかかわることができるようになれればベストですね。

メッセージ

まずはやるべき仕事をしっかりやって、余裕ができたら、新しい業務に対して自ら手を挙げて意欲を見せていくといいかなと。信頼されれば任せてもらえるようになりますし、努力したことは必ず自分に返ってくると思います。