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派遣スタッフインタビュー

未経験からジャスネットの派遣・契約社員として経験を積み、紹介予定派遣を経て正社員に切り替わったスタッフさん!

Aさん
名前 Aさん
性別 男性(30代)
雇用形態 紹介予定派遣→正社員
経験企業 大手保険会社、製造卸売会社、不動産事業会社

Q. 今日はお忙しいところインタビューのお時間頂き、ありがとうございます。それでは、現在のお仕事の様子についてお聞かせください。

A. 不動産の販売・管理事業を行う企業で勤務しています。社員数は約25名規模ですが、今年の売上高が半期で40億円、年間で90億円を見込んでおり、急成長している企業です。
私は経理部門に所属し、主にメイン商材の収支管理、売上予算の実績管理を担当しています。
その他に伝票のチェックや会計ソフトへの入力、社員の経費精算や小口現金の管理も行っています。

Q. 会計業務の他に、現在は財務分野にも幅広く携わっていらっしゃるのですね。未経験から経理職を始められましたが、ジャスネットへ登録しようと思ったきっかけを教えていただけますか。また、実際にジャスネットから契約社員や派遣社員としてご就業されて弊社にどの様な印象をお持ちでしょうか?

A. 友人の上司で人材業界に詳しい方がいらして、その方の勧めもありジャスネットに登録しました。
登録した当時は経理未経験で、仕事が見つかるのが不安でしたが、すぐにジャスネットから紹介してもらい数年間アウトソーシングメンバーとして就業しました。
一時は友人の会社で働いたこともありましたが、退職後もすぐに紹介予定派遣で今の職場を紹介してもらい、大変感謝しています。

Q. 数年に渡ってご縁が繋がって嬉しく思っております。これからも、経理職で働く方の生涯価値を高められるよう努力したいと思います。次に未経験から、経理の実務経験を積まれていらっしゃいますが、経理に興味を持ったきっかけを教えて下さい。

A. 学生時代は臨床心理学を学んでおり、経理とは全く別の分野の道を歩んでいました。大学院まで進学しましたが、学んだ事を活かせる仕事が少なくて、残念ながら他の道を考えなくてはなりませんでした。当時は狭い世界しか知らず、どんな道に進めば良いのかわかりませんでした。
そのような中で、まずは数字を使ってもう少し広い世界を見てみよう、会社を理解する上でも数字をおさえることが大切だと思いました。

また、大学の講義で統計学を勉強しており数字は比較的得意分野だったので日商簿記2級を取得しようと思いました。

Q. 意外なきっかけで経理を目指されたのですね。今までに大手企業からベンチャー企業まで、業種や会社規模が異なる企業でのご経験がありますが、経理業務に違いはありますか?

A. 経理はどの企業も仕訳を行い、最終的に決算に繋げてゆきますので根幹は同じですが求められる精度に違いがあります。
最初に勤務した大手保険会社では最終的に莫大な枚数の貸借対照表と損益計算書が必要でしたが、現職では数枚程度で収まります。また前職の数名規模の友人の企業では、税務署に納得頂ける最低限の書類が揃っていれば良かったのですが、現職では小規模ながらも急成長をしていますので、収益が高い部門の詳細な会計データを求められます。
つまり企業の規模ごと、成長度合いにより求められる経理処理の精度が変わってきます。

Q. 確かに会計処理は同じだとしても、企業により求められる精度が変わりますね。未経験として経理を始めた時に苦労された事や、経理スキルを身につける為に工夫された事はありますか?

A. 初めて経理業務を行った時は、単純な伝票チェックから業務を始めましたが仕訳数や勘定科目が多く、最初は何をやっているのか全くわかりませんでした。少し経ってからは業務を理解するために、ただ漫然と作業をするのではなく「何故この仕訳を行っているのか。」意味を考えながら処理をするように心がけました。
幸い先輩方に丁寧な指導を頂ける環境でしたので、次第に仕訳の意味や全体を理解出来るようになりました。

Q. なるほど。作業するのではなく、意味を考えることが大切なのですね。大手保険会社ではリーダーとして、メンバーの教育指導をされていらっしゃいましたが、リーダーとして心がけていたことや大変だったことがあれば教えて下さい。

A. メンバーの方々はきちんと話を聞いてくれましたし、理解力も高く教えることに苦労したことはありませんでした。
私が一番心がけていたことは、「この仕事をしている意味」や「今行っている仕事をどうやって次へ活かしてもらうのか」を伝えるということです。

また、地道なチェック作業が多いので慣れてくると仕事への興味を失いがちになりますが「この伝票がどうやって決算まで繋がってゆくのか」という様に意味を考えてもらうように促しました。

Q. そうですね。仕事の意味を考えることで工夫や進歩が生まれるのだと思います。今回紹介予定派遣で入社されて、正社員として勤務されていますが、派遣社員の期間と現在のお仕事内容に違いはありますか?

A. 仕事内容は、派遣社員の期間と正社員で全く違いはありません。特に印象的だったのは、入社5日目にして名刺を渡されたことです。すぐに会社の一員として受け入れてもらったと感じ、大変嬉しかったです。
また、業務内容も入社した頃より変わらず、メイン商材の収支予測業務を中心に行っていますが、更に当初の仕事に加え、現在は人事・総務業務なども担当しています。

Q. 名刺を渡されるのは、モチベーションが上がりますね。良い意味で同じペースで業務をされていらっしゃることが正社員に切り替わった要因の一つだと思います。ちなみに普段から仕事で心がけていることはありますか?また、経理をする上で大切な事を教えてください。

A. 繰り返しになってしまうのですが、経理業務を機械的に作業として行ってしまうと何も発展しないと思います。また、仕事の全体像を掴むことも重要です。「仕訳一つ切るのでも何の為にやっているのか。」など意味を常に考えるように心がけています。
これは経理に限らず、仕事をする上では大切なことだと思います。

Q. 仕事は慣れると漫然と作業してしまいがちですので、考えながら仕事をすることは簡単なようで難しいことだと思います。私も真摯に仕事に向き合うようにしたいです。また、さまざまなご経験がありますが、仕事での一番の失敗と克服方法を教えて下さい。

A. 大手保険会社に勤めていた時に社内の経費精算で伝票の不備を社員の方に伝えた際に、伝え方が悪かったのか電話口でかなり怒られました。結局、当時のリーダーに対応してもらい解決出来ました。
今でもはっきりとした原因はわかりませんが、その事をきっかけに社内外問わず細心の注意を払うようになりました。

現在は、経験も積んで誰かから指摘される事が少なくなりました。指摘されない分、更に気を引き締めて仕事をするように心がけています。

Q. 日々仕事に邁進されておりますが、今後の目標などがあれば教えて下さい。

A. 前職までは経理業務が中心でしたが、現在は予算関係の業務など財務の業務が多いので、財務分野を勉強したいと思います。
また経理に限らず、機会があれば現場も見てみたいですし、会社が求めるスキルや知識を積極的に吸収したいです。

未経験から経理を始める方へメッセージ

まずは、目の前の業務に邁進して下さい。その上で少し慣れてきたら「全体の業務の中でどの部分に位置しているのか」「何故この業務が必要なのか」考えて仕事をしてほしいですね。
また、資格取得を目指している方には単に資格を取ることをゴールにせず「仕事に繋げるために取得する」という気持ちで臨んでほしいです。

休日の過ごし方

ジャンルは問わないのですが、ゲームや小説を読んでいます。クイズゲームなどは知識の整理に役立ちますし、仕事を忘れて没頭できるのでリフレッシュ出来ます。

休日の過ごし方

担当エージェントからの一言

Aさんは、未経験から経理職としてキャリアを積み、最終的に正社員として転職出来た成功例です。
一つ一つのお仕事に対して「これはどのような意味があるのか」「処理する事によりどのような影響を及ぼすか」など主体的に考え、納得した上でどのような事にも前向きに取り組むAさんの姿はすばらしいと思います。
我々の成果というよりもAさんご本人の仕事に対する考え方、取り組み方が導いた結果だと思います。
是非見習いたいと思います。

これからのAさんのご活躍をお祈りするとともに、またいつか一緒にお仕事を出来る日を楽しみにしております。この度は正社員採用おめでとう御座いました!

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