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派遣スタッフインタビュー

派遣を中心に経理の実務経験を積み、紹介予定派遣を経て正社員に切り替わったスタッフさん!

Sさん
名前 Sさん
性別 女性(30代)
雇用形態 紹介予定派遣→正社員
経験企業 金融機関・IT企業・財団法人・音楽会社等

Q. 今日はお忙しいところインタビューのお時間頂き、ありがとうございます。まずは、現在のお仕事の様子についてお聞かせください。

A. 東京・大阪・名古屋・九州など全国17校の専門学校を展開している、学校法人で勤務をしています。
私は東京5校の経理処理を担当しており、仕訳入力、請求書・稟議書のチェックから決算書の取りまとめなど、経理業務全般を行っています。

Q. ずいぶんと幅が広いのですね。ちなみに経理は何名体制で行っているのですか?

A. 現在経理は5名体制で、学校ごと担当別に処理を行っています。
担当別に分かれていますが、連携を取りながらチームワークで業務を進めています。

Q. 独立しながらも、チームで連携を取りながらお仕事をされていらっしゃるのですね。経理の他にも人事・労務・総務など幅広いご経験がありますが、経理へ興味を持ったきっかけを教えて下さい。

A. 商業高校を卒業しましたが、卒業してからしばらくは経理以外の仕事をしていました。経理を始めたのは、子供を育てるようになってからです。長くできる仕事を探していた時に、高校時代に簿記を学んだことを思い出し、経理の仕事をしようと決心しました。最初はパートで中小企業の経理担当(企業内で経理担当はSさん1名)として3年間勤務しました。一人で責任を持って経理業務を行った事がその後経理の道を進んでゆく自信になりました。

Q. 確かに経理職は専門性がありますので、事務職よりも待遇や条件が良くなるケースが多いと思います。今回は紹介予定派遣で入社されて正社員として勤務をされておりますが、派遣社員の期間と現在の仕事内容に違いはありますか?

A. 派遣期間も正社員に切り替わった後も仕事内容は変わっていません。派遣勤務の頃から、担当する学校の経理処理を行っています。
これまで派遣社員として勤務していた期間が長かったのですが、派遣先が中小規模の企業中心だったせいか、仕事の業務量や質に正社員との差は感じませんでした。

Q. 派遣社員の場合、業務量や質が正社員に比べて限定されることが多いですが、中小規模の企業の場合 正社員と変わらない仕事を任せられることもありますね。今回は紹介予定派遣で転職活動に成功されましたが、転職活動で重視された事や企業を選ぶポイントにされていたのはどの様な事ですか?

A. あらかじめ譲れないポイントを決めておいて、その他の条件は柔軟に幅広く企業を探していました。
私は土日に子供と一緒に出かけることが多いので、土日祝日がお休みである事と通勤時間90分圏内である事の2点にポイントを絞り、この条件が合うのであれば業界や企業規模などは幅広く見ていました。

Q. なるほど。条件を厳しくしすぎると該当する求人も少なくなりますね。譲れないポイントは決めながらも条件を広げることが転職活動の秘訣だと思います。特に企業の面接を受ける際に予習したことや準備された事などはありますか?

A. ホームページはチェックして、自己PRは企業風土や理念に沿ったものに変えました。
また、求人内容を見て自分の経験の中で何がアピールすべきポイントなのかを考えて面接に臨みました。

Q. そうですね。企業によって求める人物像や必要な経験は変わりますね。自分の経験の中で何がアピールポイントになるのか整理することは非常に大切なことだと思います。ちなみに今回の企業に応募し、派遣からスタート、正社員への切り替えを受けられた決め手はどこにあったのでしょうか?

A. 面接は3回あったのですが、なごやかな雰囲気で会社の事も良くわかりました。
実際に派遣で勤務してからも人間関係は良好で大変働き易い環境です。また、派遣期間中に社内の雰囲気や業務内容を把握出来ましたので、安心して正社員として入社させて頂きました。

Q. 確かに派遣期間中に企業の雰囲気や仕事内容を見られるのは、紹介予定派遣のメリットだと思います。これまで派遣での勤務経験が豊富ですが、さまざまな企業で勤務するにあたって心がけていることや工夫されていることはありますか?

A. 社内では、名前だけ知っていてあまり話すことのない方もいらっしゃいます。そのような方へメールする場合は冒頭に挨拶や、ちょっとした一言を添えてなるべく距離が縮まるように工夫しています。
また、外部の方へのメールする場合は、冒頭に必ず感謝の気持ちを入れます。簡単な心がけですが、コミュニケーションが円滑になります。

Q. 簡単なようでなかなか気がつかない事だと思います。話は変わりますが、仕事での一番の失敗は何でしょうか?また克服法を教えてください。

A. 以前、手形をなくしてしまった事があります。どう対応したら良いかと悩みましたが、まずは先方企業へすぐに謝り対応方法の確認を取りました。すると親切に警察と裁判所へ紛失の申し立てをするようにアドバイスを頂けました。そのアドバイスを聞きながら初めて申立書を書いたりしましたが、何とか事なきを得ることが出来ました。大変なミスでしたが、今となっては良い経験になっています。
今では積み重ねた経験を活かし、失敗した時には、過去の経験の中で培った善後策を提案しています。

Q. 失敗すると落ち込んでしまいがちですが、次に失敗しない為にも、解決策を考え行動することが大切なのですね。Sさんは仕事だけでなく子育てもされていらっしゃいますが、ご家庭と仕事を両立する秘訣はありますか?

A. 家庭もありますが、仕事で手を抜きたくありませんので、家庭では出来る事と出来ない事をはっきり決めています。
どうしても出来ない事は、子供にきちんと伝えて了解を取るようしています。
子供にも家事は手伝ってもらっています。今ではごはんを炊くともお味噌汁を作ることもしてくれます。 また、同居している母親からもサポートしてもらっています。

Q. 仕事も家庭も完璧にすることは難しいと思います。家族の理解や時にはサポートしてもらうことも 両立する秘訣だと思います。仕事もご家庭も一生懸命取り組まれていますが、今後の目標を教えて下さい。

A. 産業カウンセラーの資格を取ろうと思っています。
以前に派遣社員として女性を支援する財団法人で勤務したことがあり、その頃から働く女性の力になりたいと考えていました。
現在勤務する学校法人では進路相談に訪れる方も多いので、産業カウンセラーの資格を取ることで進路に悩む方の役に立ちたいです。

転職活動されている方へメッセージ

私は11年間派遣で勤務して今回ついに正社員になれました。派遣の場合契約期間があるので、募集時期と契約との間で転職活動が難しかったですが、今回はタイミング良く紹介予定派遣でスタートすることが出来ました。
本当に縁があったのだと思いますが、縁を掴むのも自分自身ですので、最後まで諦めず、転職活動を継続してほしいです。

担当エージェントからの一言

経理のご経験が豊富なSさんにとって、今回のご就業先は学校法人という一般事業会社とは少し異なる新たな環境への挑戦だったかと思います。しかしお顔合わせの場で「今までの経験を活かして挑戦していきたい」「子供に『お仕事楽しそうだね』と思ってもらえるような仕事をしたい」という、Sさんの熱意が伝わったからこそ、ご縁があったのだと思います。
企業担当者様からも「知識が豊富で先を見据えた動きをしてくれるのでとても助かる」と、高い評価を頂きました。
これからも前向きで、お仕事でも頼りにされるかっこいいお母さんとして、頑張ってください。

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