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経理の仕事に役立つ
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大学卒業後、新卒で当社に入社。HR事業部では、派遣と紹介予定派遣を担当。派遣先の開拓やスタッフフォローを行う。
東京都出身、東京都在住。
就職活動の挫折で、初めて気づいた自分の特性。そこから井口に訪れた変化とは?
大学4年の夏にもなると、周りの友人たちはどんどん就職も決まってくるころですが、わたしはまだ決まっていませんでした。
志望していたのは広告業界。文学部芸術学科に在籍していたこともあり、アートが身近にあったこと、また広告製作というクリエイティブ系の仕事が単純にカッコいいという業界へのあこがれがあったことが志望の動機でした。
わたしなりには、念入りに業界の研究もしましたし、企業の研究までもしたつもりでしたが、軒並み1次面接止まり。大手から10数人規模の会社まで40社以上を受けてもなかなか決まらない焦燥感。最終面接に進めたのは、せいぜい数件ほどでした。履歴書を送っても、どうせ一次面接止まりなんだろうなと、やや自虐的に考えてしまう状況には、「さすがにこれはヤバいのでは?」と思い始めていました。
この経験が、わたしとしては初めての挫折の経験といえるかもしれません。ただ、家族には「納得がいくように自由にやればいいよ」と励ましてもらったのは、救いになりました。
気分的に相当落ち込んでいたうえ、就職活動にも煮詰まっていたわたしは、夏休みを使って2週間の海外旅行へと出かけました。
場所は、アメリカのカリフォルニア州。大学の友人につきあってもらい、この時ばかりはリフレッシュしようと、なるべく就職のことは考えないようにしました。結果的に、このときに旅行先に海外を選んだのはよかったと思っています。国内旅行に行っていたとしたら、旅の先々でも日常と変わらないポスターやら看板やら、テレビのCMやらが目につくわけです。これですと、いままでやってきた企業研究で頭に入れた広告に関する知識が浮かんでしまうので、まったく気分転換にならなかったことかと思います。
元々、人から相談を受けることの方が多かったからか、自分から相談をするということをどこかで避ける気持ちがあったのが正直なところです。旅行に行って気持ちが切り替わったのか、内定を取るために自分に必要なことが何なのか(面接の対策など)、向いていることは何なのか、客観的な意見を取り入れてみようという気持ちが湧いてきました。
旅行から帰ったわたしは、さっそく新卒向けの就職エージェントに登録をしてみることにしました。
「井口さんは営業も向いているかもしれませんね」。最初の面談のときのエージェント担当の人に言われたことが、ある意味では、このあとの人生が変わった瞬間でした。
このエージェントで紹介されたジャスネットの求人に応募し、トントン拍子に入社が決まることとなります。
どこかで、「自分には無理だ」と避けていた営業の仕事に向いていると言われたことが、「自分がやりたいこと」と、「自分に向いていることは違う」という気づきの第一歩であるとともに、自分も「誰かの人生の転機に立ち会い、よい方向に進むことのお手伝いができればいいな」という想いが芽生えた瞬間だったのかもしれません。
入社してからの印象としては、「新入社員なのに、仕事をこんなにまかせられるのか」というのが第一にありました。
ただ難しいこともたくさんあります。やはり、人を相手にする仕事ですので、なにか悩んだときには職場の先輩に相談します。誰かに相談できるようになったのは、入社前に自分が転職エージェントに登録し、担当の方と接した経験によって変わったことです。
学生時代から、日常の何気ないことから悩みごとまで、人には相談されることが多かったので、この仕事は向いているのかなといまでは思っています。
とはいえ、まだまだ社会人4年目ということで、派遣登録者の方々のほうが年齢が上というケースも多いため、自分の考えがあたり前だとは思わずに、まずは目の前にいる方のお話を真摯に聞いて、正面から向き合う姿勢は忘れずにやっていきたいです。
それ以外にも、入社をして変わったことはたくさんあります。
ニュースを気にするようになったこと、簿記の勉強を始めたこと、自分の受け持ちの企業の経営状況が気になり財務諸表のチェックをするようになったことなどです。
今年の6月の試験で、簿記3級に合格できたのは自分としても嬉しかったです。売掛金や買掛金などの経理用語も、言葉だけは知っていましたが、簿記3級レベルとはいえ体系的に学び級を取得したことで、いままで以上に登録者の方々の立場に寄り添った仕事ができるのではないかと思っています。
可能かどうかわかりませんが、最近、わたし自身も経理の実務がやりたくなってきたという変化には自分でも驚いているところです。
どれも、いまの会社に入っていなければ、やっていなかったことかもしれないので、少しずつですが自分も成長していけているのかなと思っています。
休日はまず家にいることはなく、必ず外に出かけます。大学では美術史を専攻していたこともあり、美術館めぐりをするのは好きです。特に好きな画家を一人あげるなら、アルノルド・ベックリン。19世紀のスイス出身の象徴主義の画家です。代表作である「死の島」は同じモチーフで5作描かれており、描かれているものを彼の心理状態や時代背景とともに、どう解釈するのかが面白いところです。
あと、海外旅行も好きなので、毎年夏に、必ず海外旅行に出かけます。いままで行ったのは、オーストラリア、サンフランシスコ、スペイン、ハワイなどなど。旅先でも、美術館には行ったりします。日本国内では見られない絵画やアートに触れられるのが、旅の魅力の一つでもあります。
これまでたくさんの方々のサポートに関わらせていただきましたが、「誰一人として同じキャリアはない」ということをモットーにサポートをしてきました。
就業先に対するご希望や皆様に合った職場は人それぞれですので、これからも一人ひとりに寄り添った丁寧なサポートを心掛けていきたいです。
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