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履歴書や職務経歴書など応募書類の作成は、どんな職種であっても就職活動を始めたら一番始めに準備しておきたいことの一つです。
「応募したい求人が見つかってから履歴書を書こう」と後回しにしておくと、派遣会社に登録する際や実際に求人へ応募する際に手間や時間がかかってしまいます。
特に、紹介予定派遣の求人に応募する際には、履歴書・職務経歴書を求められることがほとんどですので、タイミングを逃してしまうことのないように、派遣会社に登録する前にはベースとなるものを早めに作成しておきましょう。
まず、全ての応募書類に共通して言えるのは、読み手の立場に立って書くことです。
応募書類を読む人は、人事の担当者や面接官、最終面接をする社長など...忙しい人が多いはず。
そんな忙しい人たちに伝えたいことを簡潔に、そして自分の印象を鮮明に残すような書類であることが絶対条件です。
応募書類のなかでも、とりわけ履歴書は形式が重視される書類です。
「JIS規格履歴書」に準拠したものやJIS規格履歴書をベースにして読みやすさやアピール力を高めたフォーマットが普及していますので、それらを上手く活用して作成しましょう。A4版とB5版がありますが、どちらでも差しつかえありません。
また、昨今は履歴書も手書きではなく、Wordで作成するのが一般的になりつつあります。
このページでもWordのフォーマットを提供していますので、サンプルを参考にしてぜひご活用ください。
履歴書は、自分の人生を大きく変えるかもしれない大切な書類です。
決して粗末に扱うことができない書類ですから、くれぐれも慎重に取り扱いましょう。
簿記では間違えた部分に二重線を引き、修正印を使って帳簿を修正できるというルールがありますが、履歴書には適用されません。 同様の意味で修正ペン、修正テープなどの使用も非常識とされます。
ひと文字でも書き損じたら新しい用紙に最初から書き直しというのが常識となっています。
そういった手間を省くためにも、Wordで作成すると効率的ですが、履歴書は提出先1社につき1枚、誠心誠意心を込めて慎重に書き上げましょう。
①履歴書の提出日
提出日に日付を記載し忘れないことが大前提ですが、提出日の部分を消しただけで、内容がそのままだと、明らかに使いまわしているとわかってしまいます。Wordのフォーマットを使用した場合も、提出日の更新は最新に変更し、志望動機などは応募先の企業にあわせて書きましょう。
②履歴書の写真
履歴書に使用する写真はタテ4cm×ヨコ3cmと定められています。枠にきれいに収まり余分なスキマができないよう、 適正なサイズの写真を用意しましょう。そして、なるべく直近の証明写真を撮って貼るようにしましょう。
履歴書の写真と実物にギャップがありすぎるとネガティブな印象を残してしまいます。
また、履歴書の写真がかなりカジュアルな服だとあまり印象が良くないです。写真を撮るときに服装としては、スーツが一番望ましいですが、男性はネクタイ着用、女性の場合も襟付きのシャツ、ジャケットなど面接にふさわしい格好で撮影することをおすすめします。
~ ワンポイント ~
証明写真を準備できたら、貼り付けをする前に、一度コンビニなどでモノクロコピーを取ってみると良いでしょう。履歴書は応募先の企業でコピーを取って内部資料とする場合があるので、コピーで顔がつぶれてしまうような場合はもっと明るめに撮影し直しましょう。
履歴書の写真以外の内容を全て書き終えてから、丁寧に写真を貼ります。
写真の裏には万が一はがれてしまった場合のために名前を書いておき、写真は必ずノリ付けします。ノリをつけすぎて履歴書にシワをつけたり、ノリがはみだしたりしないよう注意が必要です。写真の切り方が曲がっていたり、貼り方がずれていたりすると好感度が下がってしまいますので慎重に作業しましょう。
③年号について
年号は和暦ではなく、西暦で統一しましょう。
履歴書内で和暦と西暦が混合しないようにするのはもちろんのこと、職務経歴書など全ての応募書類において西暦に統一した方がすっきりとします。
④学歴
小学校や中学校の学歴から丁寧に記載する必要はありません。学歴は「高校卒業」から書けば十分です。留学経験のある方の場合、アピールしたいときには留学していた学校名を記載してもOKです。
⑤職歴
職歴の中に所属部署や異動歴などは不要です。転職が多いような印象を与えてしまいます。
なるべくシンプルに書きましょう。
※職歴詐称は犯罪です!
職歴を少なく見せたいと思っても、決して嘘は書かないようにしましょう。派遣社員としての就業が続いた場合などは、履歴書の職歴欄を派遣会社名にし、職務経歴書に詳しい派遣先と業務内容を記載するという方法もあります。
⑥免許・資格
経理職に関連する資格はもちろんのこと、パソコンに関連する資格をお持ちの方は、自己PRになりえますので、是非記載しましょう。
経理職に役立つ資格については、こちらのページをご参照下さい »
なお、現在勉強中でまだ取得していない資格を記載するのはNGです。アピールしたい気持ちはわかりますが、勉強中の資格は、履歴書ではなく職務経歴書に書きましょう。
⑦特技、好きな学科など
もう一言、掘り下げて欲しい。面接官が触れ易いように好きなジャンルなどを入れてみては?
仕事以外での人柄を判断できるポイントです。思いがけず面接官と共通点などがあれば、面接がスムーズになることもあります。
⑧本人希望記入欄
具体的な希望条件などは面接などで交渉することになるので、応募書類には具体的に書かないほうが無難です。
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