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Column –経理に役立つコラム-

経理未経験でも派遣なら大丈夫!安定した専門職への確実なステップアップ法

経理未経験でも派遣なら大丈夫!安定した専門職への確実なステップアップ法 「安定した仕事がしたい」「専門性を身につけたい」そんな思いで経理職に興味を持ったものの、未経験だからとあきらめていませんか。確かに経理は専門性の高い職種ですが、派遣からスタートすれば、未経験でも着実に経験を積み、正社員への道を開くことができます。

実際に多くの方が派遣を経由して経理のプロフェッショナルとして活躍しています。この記事では、経理未経験者が派遣から始めて成功するための具体的なステップと実践的なノウハウをお伝えします。

■なぜ経理未経験者には派遣がおすすめなのか

経理は企業の財務状況を管理する重要な役割を担う専門職です。そのため、多くの企業が即戦力となる経験者を求めており、未経験者が直接正社員として採用されるのは簡単ではありません。

しかし、派遣という働き方を選択することで、この壁を乗り越えることができます。派遣であれば、企業側も比較的低いリスクで未経験者を受け入れやすく、実際に働きながら経理の実務を覚えることができるのです。

経理は派遣でも専門職扱いになるため、時給は高めに設定されていることが多いです。一般的な事務職の時給が1,100円程度に対し、経理派遣は1,500円以上のケースが多く、生活を維持しながらスキルアップが可能です。地域によって異なりますが、都市部では1,500円〜1,800円の求人も多く見られます。一方で地方では1,200円前後のケースもあります。

また、派遣期間中に実績を積むことで、派遣先企業から正社員登用のオファーを受けるケースも珍しくありません。企業にとって、既に職場に馴染み、業務を理解している派遣社員を正社員として迎えることは理想的な採用方法の一つなのです。

■どのような準備をすれば未経験でも採用されるのか

経理未経験者が派遣に採用されるためには、まず基礎的な知識とスキルを身につけることが重要です。

⑴簿記資格の取得

最も重要なのは簿記の資格取得です。未経験で経理職の求人に応募するにあたっては、「簿記2級の保有は"最低限"であると感じました」という体験談もあるように、簿記3級は必須、できれば2級まで取得しておくことをお勧めします。
簿記3級は多くの求人で応募条件とされており、2級まで取得しておくとより有利です。

⑵Excelスキル

Excelスキルも同様に重要です。エクセルのスキルがあれば10分でできるものが、エクセルの知識がないと作業に30分、1時間かかってしまったという現場の声もあるように、業務効率に直結します。特にピボットテーブル、VLOOKUP関数、基本的なマクロが使えると評価が高まります。

⑶今までの職歴で経理に活かせる経験をピックアップ

これまでの職歴で経理に活かせる経験を整理することも大切です。営業職であれば数字への感覚、接客業であれば丁寧さと責任感、事務職であればデータ入力の正確性など、どんな経験でも経理業務に結びつけてアピールできるはずです。

■経理派遣で多い業務内容は?

経理未経験から派遣でスタートする場合、まず担当することが多いのは、経理業務の中でも比較的難易度の低い定型業務です。代表的なものには、売掛金管理や仕訳入力、経費精算などがあります。

売掛金管理は、取引先からの入金を確認し、帳簿と照合する業務で、企業の資金繰りにも関わる重要なポジションです。仕訳入力は、日々発生する取引を会計ソフトに正しく入力する作業で、簿記の基本が身につきます。また、経費精算は社員が立て替えた交通費や接待費などをチェックし、正確に処理する業務です。

これらは一見地味ですが、すべての経理業務の土台となるものです。経験を積むことで、月次・年次決算や原価計算といったより高度な業務へステップアップすることも可能です。派遣としてこうした実務を着実にこなすことで、経理の基礎力が自然と身につき、将来的な正社員登用やキャリアアップにもつながります。

■派遣会社選びが成功の鍵を握る

派遣会社選びは、経理未経験者にとって成功への第一歩です。なぜなら、派遣会社によって取り扱う求人の種類や未経験者へのサポート体制が大きく異なるからです。

経理専門の派遣会社であるジャスネットスタッフは、経理業務に特化しているため、未経験者でも実際に経理の実務経験を積める可能性が高くなります。
一方、テンプスタッフやスタッフサービスなどの大手総合派遣会社は、求人数が多く、未経験者向けの研修制度も充実しています。

重要なのは、複数の派遣会社に登録することです。それぞれの会社が持つ独自の求人にアクセスでき、自分に最適な機会を見つけやすくなります。また、派遣会社の担当者に「実際に経理実務が経験できる比率はどのくらいですか?」と具体的に質問することで、名前だけ経理でも実際は雑務中心という求人を避けることができます。

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■どうすれば経理派遣の求人を見つけられるのか

経理派遣の求人を効率的に見つけるためには、戦略的なアプローチが必要です。

⑴求人検索では「未経験歓迎」などのワードをプラス

まず、求人検索では「経理」「会計」「財務」といったキーワードだけでなく、「未経験歓迎」「初心者OK」「研修あり」といった条件も組み合わせて検索しましょう。 また、「紹介予定派遣」の求人にも注目してください。これは派遣期間終了後に正社員登用を前提とした働き方で、将来的な安定を目指す方には理想的な選択肢です。

⑵地域によって求人は違う

地域による求人の違いも理解しておくことが重要です。東京、大阪、名古屋などの大都市圏では求人数が多い反面、競争も激しくなります。一方、地方では求人数は少ないものの、競争が緩やかで採用されやすい傾向があります。

⑶業務内容をきちんと確認する

求人情報を見る際は、業務内容を詳しくチェックすることが大切です。「経理サポート」「経理アシスタント」という名目でも、実際は伝票整理や電話応対が中心で、本格的な経理業務に携われない場合もあります。お顔合わせ・面談の際には、具体的にどのような業務を担当するのか、経理実務の経験をどの程度積めるのかを必ず確認しましょう。

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■なぜ最初の職場選びが重要なのか

経理未経験者にとって、最初の派遣先選びは将来のキャリアを左右する重要な決断です。

理想的な職場は、経理業務の全体像を学べる環境です。規模が小さすぎる企業では業務が限定的になりがちですし、逆に大きすぎると分業が進んでいて幅広い経験を積みにくい場合があります。従業員数50名から300名程度の企業では、経理担当者が幅広い業務を経験できる傾向があります。

指導体制が整っている職場を選ぶことも重要です。先輩社員が教えてくれる環境があると、未経験者でも安心してスタートできます。お顔合わせ・面談の際に「研修制度はありますか?」「指導担当者はつきますか?」といった質問をして、サポート体制を確認しましょう。

業界選びにも注意が必要です。製造業、商社、サービス業など、業界によって経理業務の特徴が異なります。将来的にどの業界で働きたいかを考慮して、その業界での経験を積める派遣先を選ぶことで、より専門性の高いキャリアを築くことができます。

■どのように実務経験を積み重ねていくべきか

派遣として働き始めたら、限られた期間で最大限の学びを得ることが重要です。

ステップ①経理の基礎的な業務をマスター

最初は基本的な業務から始まることが多いでしょう。伝票入力、請求書作成、入金確認など、一見単純に見える作業でも、経理の基礎となる重要な業務です。これらの作業を正確かつ迅速に行うことで、上司や同僚からの信頼を得ることができます。

積極的に質問し、業務の背景や目的を理解することも大切です。「なぜこの処理が必要なのか」「この数字は何を意味するのか」といった疑問を持ち続けることで、単純作業を通じても経理の本質を学ぶことができます。

ステップ②資格取得も同時に

資格取得も並行して進めましょう。派遣として働きながら実務を経験することで、簿記の勉強もより実践的になります。資格の学習内容が業務内容と一致する部分も多く、未経験者に比べると理解スピードは雲泥の差というメリットを活かして、上位資格にチャレンジしていきましょう。

ステップ③さらなるスキルアップを目指す

経理の世界は常に変化しており、継続的な学習が不可欠です。税制改正、会計基準の変更、ITシステムの進歩など、新しい知識を身につけ続ける必要があります。実務経験を積みながら、段階的に上位資格を目指しましょう。

ITスキルの向上も重要な要素です。近年の経理業務は、会計システムやクラウドサービスを活用することが一般的になっています。弥生会計、freee、マネーフォワードなどの会計ソフトの操作方法を学ぶことで、より幅広い職場で活躍できるようになります。

英語力があると、外資系企業や国際的な取引のある企業での経理業務にチャレンジできます。TOEIC700点以上を目標に、ビジネス英語のスキルアップも検討してみてください。

■どうすれば正社員への道筋を描けるのか

派遣社員として経理業務の経験を積んだあとは、正社員に挑戦したいと思うかもしれません。ただし正社員への転身には、計画的なアプローチが必要です。

派遣の経理で実務経験を積む場合、正社員になるのに2~3年かかると思ってください。
ただし一般的には2~3年の実務経験を通じて正社員を目指すケースが多いですが、紹介予定派遣や評価の高い派遣実績があれば、1年未満での登用も十分にあり得ます。 現実を踏まえ、長期的な視点でキャリアプランを立てましょう。

⑴派遣先で正社員を目指す

まず、現在の派遣先での正社員登用を目指す方法があります。派遣期間中に積極的に業務に取り組み、会社の戦力として認められることで、正社員として迎えられる可能性が高まります。この場合、派遣会社の担当者と密に連絡を取り、正社員登用の意向があることを伝えておくことが重要です。

⑵転職活動で正社員を目指す

転職活動を通じて他社の正社員を目指す方法もあります。派遣で1年以上の実務経験を積めば、「経理経験者」として転職市場でも評価されるようになります。この場合、複数の派遣先での経験があると、より幅広い知識とスキルをアピールできます。

紹介予定派遣を活用することも効果的な戦略です。最初から正社員登用を前提とした派遣であるため、双方の合意があればスムーズに正社員へ移行できます。通常の派遣よりも選考が厳しい場合もありますが、将来の安定を重視する方には理想的な選択肢です。

■【転職成功事例】派遣から経理正社員への道のり

事例1:アパレル販売員からの転身成功

Aさん(28歳・女性)は、アパレル販売員から経理への転身を果たした成功事例です。接客業での数字管理経験を活かし、まず簿記3級を取得。その後、派遣会社に登録し、中小企業の経理アシスタントとして勤務を開始しました。

最初は伝票入力や請求書作成といった基本業務から始まりましたが、持ち前の責任感と丁寧さで信頼を獲得。派遣期間中に簿記2級も取得し、徐々に月次決算業務にも携わるようになりました。

1年半の派遣期間を経て、派遣先企業から正社員登用のオファーを受け、現在は経理主任として活躍しています。「派遣時代に様々な業務を経験できたことで、経理の全体像を理解できました。未経験でも諦めずに挑戦してよかった」と語っています。

事例2:営業職からのキャリアチェンジ

Sさん(32歳・男性)は、IT企業の営業職から経理への転職を実現しました。数字に強い営業として成果を上げていましたが、より安定したキャリアを求めて経理職を志望。働きながら簿記2級を取得し、紹介予定派遣に応募しました。

製造業の経理部で原価計算や予算管理業務を担当し、営業時代の業界知識を活かして営業部門との調整役も務めました。ExcelのVBA技術を独学で習得し、業務効率化にも貢献。派遣期間6ヶ月を経て正社員として採用され、現在は経理課長として部下2名を指導しています。「営業で培った数字への感覚と、派遣で積んだ実務経験の組み合わせが評価されました。異業種からでも十分可能性があることを実感しています」と振り返ります。

■まとめ

経理未経験者にとって派遣は、専門性の高い経理職への確実な入り口です。適切な準備と戦略的なアプローチにより、多くの方が経理のプロフェッショナルとして活躍しています。

重要なのは、目標を明確にし、継続的に学び続ける姿勢を持つことです。あなたも今日から第一歩を踏み出してみませんか。安定したキャリアと専門性を兼ね備えた経理職への道が、必ず開けるはずです。

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