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経理の仕事に役立つ
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経理職に必要な資格が「簿記」なら、他に身につけておくべきスキルは「パソコンスキル」です。
経理職に限らず、現代の大半のオフィスワークにはパソコンが欠かせません。
パソコンスキルと一言でいっても、さまざまなスキルがありますが、特に経理職に求められ、身につけていると有利なパソコンスキルにはどのようなものがあるでしょうか。
具体的に役立つパソコンスキルについてご紹介していきます。
「経理職がパソコンを使う際には、まずエクセルでしょう」と多くの方が考えらえると思います。もちろんそれに違いありませんが、それ以前に重要な基本スキルとネットリテラシーについて説明しておきましょう。
パソコンの基礎スキルとは、まず自分の使用するパソコンの環境を自分で管理できる能力のことです。職場によってはシステム管理者によってパソコンがネットワーク単位で管理されており、アプリケーションのインストールやトラブルシューティングなどはすべて管理者に任せておけばよい場合もあります。
しかしそうでなかった場合、「前任者から引き継いだパソコンと自分の今まで使っていたパソコンの環境や設定が異なっていて対応できない」 「新品のパソコンを与えられたが、どうやって自分の環境を構築してよいのかわからない」というようなことでは「十分にパソコンスキルが高い」とは言えません。もちろん設定によっては専門的な知識がないと対応不能な場合もありますが、少なくともOSやアプリケーションソフトのバージョンの違いくらいにはすんなり対応したいところです。
特に、派遣社員として働いていると、新たな派遣先で就業を開始した際には、その都度新しいパソコンの環境や設定に対応する必要が出てきます。そういった場合に、スムーズに業務を引き継げるよう、基礎的なパソコンスキルを身につけておきましょう。
情報リテラシーとは、必要な時に必要な情報をすばやく入手し利用できる能力のことです。
たとえば労務関係の統計データについて確認したいことがあれば厚生労働省の統計情報ページに素早くアクセスするなど、「自分が必要とする情報はネット上のどこを探せば入手できるか」といったスキルのことを言います。 近年は経理の現場にも米国会計基準やIFRSなどの最新知識が必要となるシーンが少なくありません。
そうした際、信用できて有用な情報ソース源については常にアンテナを張り巡らせておきましょう。
経理以外でも事務職なら必須の文書作成ソフトがワードです。
経理職では秘書や広報のように会社としての公式文書を作成する機会は少ないと思われますが、少なくとも取引先や金融機関と事務連絡をとる機会はあるでしょう。
その際、ワードのテンプレート機能や作表機能、あるいはエクセルとの連携ワザなどをひととおり習得しておくと便利ですし、業務のスピードアップに役立ちます。
ワードはもっとも基本的なソフトですからついエクセルよりも軽く考えてしまいがちですが、文書作成に特化したソフトとしての使いこなしスキルが要求されます。表計算はエクセル、文書作成はワードと使い分けている会社も多いので、それぞれの特徴をおさえ、シーンに応じて使い分けられると良いでしょう。
経理に限らず、会社で働いているとパソコンは欠かせません。
例えば、販売管理ソフトやAccessなどは、取引先の顧客情報や売上管理、請求書発行などに活用している会社も多くあります。
具体的なソフトの使用経験はもちろんですが、どの経験も経理職として無駄になることはありません。逆に、システムエンジニアなど高度なITスキルがある方は、その点を自己PRとすることもできます。
パソコンスキルを身につけておくと、派遣の求人に応募する際にも有利ですし、実際に新しい派遣先での就業を始めてからも、実務で役に立つことは間違いありません。
パソコンスキルは、人によって個人差はありますが、高度なパソコンスキルはプラスアルファとし、「ブラインドタッチ」や「電子メールのソフトを使ったビジネスメールの送受信」など、基本的なITリテラシーは、最低限身に着けておきましょう。
そして、実務経験を積みながら、時代の流れにあわせて少しずつパソコンのスキルアップをし続けていけば、どんな派遣先でも重宝されるスタッフになれるはずです。日々スキルアップを続けていくことをおすすめします。
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