CIAとは
CIA(Certified Internal Auditor)とは、公認内部監査人のことであり、
企業内の財務・会計関連業務を内部統制し、これらの業務が適正に行われているかどうかをチェックする役割を担っています。
国際的な認定資格であり、企業を取り巻く経営環境の激変に伴って、内部監査人の充実が求められています。
CIAは資格取得後、2年程度の実務経験を経てはじめてCIAとして登録されます。
本資格は企業内部監査人の資格としては唯一の国際資格であり、海外での活躍も期待されます。
また、日本での受験も可能ですが、試験内容は実務経験ないし大学生を対象としているため、受験資格に若干制限があります。
経営・財務を学ぶ大学生・大学院生にお勧めの資格です。
企業やビジネスのグローバル化の中で、監査が機能していないということは投資家などの利害関係者にとっては大きな不安となるため、
世界基準の内部監査が必要とされ、そのような中で、公認内部監査人は内部監査のスペシャリストとして活躍しています。
資格概要
資格の種類
受験資格
- ① 教育要件
- 4年生大学を卒業
※教育要件を満たされていない方で、以下のいずれかの要件を満たしている場合は認定の対象となります。
- 短期大学または高等専門学校(高専)を卒業されており、5年以上の実務経験があること
- 7年以上の実務経験があること
- ② 実務経験
- 内部監査、外部監査、内部監査の品質評価、監査約監査、またはコンプライアンス、内部統制の監査あるいは評価業務に関する2年以上の実務経験
- ③ 推薦
- 受験者は、高い倫理観と専門職としての適格性を示さなければなりません。
- CIA、CGAP、OCSA、CFSA、CRMAの資格保持者または勤務先の上司等による推薦状が必要となります。
試験内容
- Part1:内部監査の基礎
- Part2:内部監査の実務
- Part3:内部監査に関連する知識
試験日程
- 通年での受験可能(但し、試験日から90日間は同一Partの受験はできません。)
受験料
学生・教員
- 登録料 全資格同一料金:\6,000
- CIA Part1:\24,000
- CIA Part2:\18,000
- CIA Part3:\18,000
IIA個人会員
- 登録料 全資格同一料金:\12,000
- CIA Part1:\31,000
- CIA Part2:\25,000
- CIA Part3:\25,000
IIA個人会員以外
- 登録料 全資格同一料金:\24,000
- CIA Part1:\43,000
- CIA Part2:\37,000
- CIA Part3:\37,000
問い合わせ先
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