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ワードやエクセルなどのoffice系ソフトのほかに、経理実務で欠かせないのが「会計ソフト」です。
従前は手書きで処理をしてきた経理業務も、コンピューターの普及に伴い、近年では「会計ソフト」を使用している会社や会計事務所がほとんどです。
ワードやエクセルなどのソフトによって、一般事務を初めとした世の中のデスクワークが効率的になったのと同様に、会計ソフトの登場によって、経理業務の作業効率がアップしたことは間違いありません。
会計ソフト導入のメリットとしては、一つひとつの仕訳の転記や、試算表の作成を手作業でする手間が省けたということが挙げられるでしょう。また、税法の改正などにもソフトのバージョンアップなどで対応しているということも実務では非常に助けになります。
会計ソフトは経理実務で必要不可欠なものとなっているため、経理派遣の求人情報の応募条件に、会計ソフトの経験を記載しているものも多く見られます。この「会計ソフトの経験」は求人に応募する際にも注目する方が多いポイントではないでしょうか。
応募先で使用している会計ソフトの実務経験があれば、即戦力として派遣先で重宝されることは間違いありません。しかし、その会計ソフトの実務経験がなくても、それぞれの会計ソフトの操作性はさほど変わらないので、一つの会計ソフトを経験すれば、他の会計ソフトの操作も慣れ易くなります。
ここではそれらの特徴を表1で簡単にご紹介します。
中小企業向け | 弥生会計 勘定奉行 PCA ミロク 会計王 など |
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大企業向け | SAP ORACLE OBIC 自社開発ソフト など |
会計事務所向け | TKC JDL など |
その他 | DIVA・・・連結決算用ソフト 魔法陣・・・税務申告書作成ソフト など |
このように、それぞれの会計ソフトによって特徴があります。
ご自分がキャリアを積んでいきたい業界で良く使用されている会計ソフトの実務を経験することや勉強することは、その後のキャリア設計にも有効です。
例えば、今後外資系企業でキャリアを積んでいきたいと考えている方は、日系企業だったとしても、SAPやOracleなどのERPソフトの実務経験を積んでおくと次にキャリアチェンジしたときにも経験をアピールできることがあります。
また、会計ソフトの使用経験だけでなく、新しい会計ソフトの導入に携わった経験や会計ソフトのバージョンアップなどに伴う業務に携わった経験なども、貴重な実務経験です。
是非職務経歴書などに記載し、派遣先とのお顔合わせの場面や、紹介予定派遣の面接などでもアピールしましょう。
«ERPソフトとは?»
ERPとは、Enterprise Resource Planningの略。
ORACLEやSAPなどのいわゆる情報システムの一種を指すという認識の方も多いと思いますが、そもそもは経営概念のことを指す言葉です。情報システムのマスターが統合されて、業務フローが繋がり、経営を支えるのに必要なデータ(経理・財務データや人事給与データ、販売管理データなど)を全部パッケージングしたものを「ERPパッケージ」と呼びます。
海外展開している日系の大手企業や、海外に親会社がある外資系企業で多く導入されています。
あなたの可能性を最大限に引き出します。
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