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経理の仕事に役立つ
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働くママの中には、子どもが小さいうちは保育園の送迎や職場までの通勤時間などの関係で、時短勤務を選択している方も多いようです。
周りが仕事をしている中、遅く出勤したり早く退社したりと、何となく居心地が悪い状態で働いている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
派遣会社に自分の労働条件を伝え、派遣先がその条件を了承してくれていると分かってはいても、その条件が、何となくマイナスのイメージを持たれてしまうのではないかと、引け目を感じてしまっている方も中にはいらっしゃるのではないでしょうか。
周りはそんな風に思っていなくても、自分自身の中に申し訳ない気持ちがあって仕事に集中できないようでは、満足のいく結果が残せずに、結果的に迷惑を掛けてしまうことになります。
では、上手くやっていくためには、どんな心掛けで業務に向き合っていけばいいのでしょうか。
派遣先の人事担当者や自分の所属する部署の上司には時短勤務という労働条件が伝わってはいても、現場レベルには浸透していないこともあります。
まずは初日の挨拶をする際に、自己紹介と併せて、どのような働き方をするのかも伝えておくと良いでしょう。
その際、時短勤務だからそれなりのことしかできないというようなイメージを持たれないように注意します。
例えば、
「本日からお世話になる◯◯です。2歳の娘の子育てをしながら派遣社員として仕事を始めることとなりました。保育園の送迎、通勤時間との兼ね合いで10時から16時までの時短勤務となりますが、みなさんの力となれるよう頑張ります。経理としては社会人として5年のキャリアがあり、簿記検定2級を取得しています。どうぞ宜しくお願いします」
といった風に、時短勤務にしている理由や自分のキャリアをきちんと述べておくと、理解もしてもらいやすいですし、どんな仕事を頼めるのかも判断してもらいやすいでしょう。
時短勤務の場合は他の人に比べて労働時間が少ないため、仕事を任せられないのでは?と感じてしまう同僚もいるかもしれませんが、信用を得るためにも指示の意図を組んで、的確かつスケジュール通りにこなすようにしましょう。
また、すぐに活用できる資格がある場合は、それを活かしきれないと不満を感じ、強くアピールしてしまいがちですが、最初からあまり出すぎた態度は禁物です。
また、自分がその業務の経験者だった場合、新しい派遣先のやり方を見て「こうしたほうがもっと効率よくできるのに」などと感じて意見を言いたくなることもあるかと思いますが、まずはグッと我慢。企業にはそれぞれのやり方があります。
もし改善点を提案したい場合は、業務の流れをしばらく見てからにしましょう。
自分が感じた改善点も、実は業務の流れに則しておらず、従来のやり方が最善だということもあります。
「郷に入っては郷に従え」ということわざにも表されているように、まずはその組織を知り、従うことが重要です。
他にも、社会人として基本的なマナーを忘れずに。
"あいさつや返事を元気にする""積極的に電話に出るようにする""電話で受けた伝達事項は正確に担当者に伝える"など、直接実務とは関係ないことのように思えますが、早く周りに慣れることにも繋がりますし、どんな人が社内にいるのか、誰にどんな人から連絡がくるのかなどが分かって業務もやりやすくなります。
こういった心掛けで、自ら環境を整えていくこともできますので、積極的に関わっていくようにしましょう。
まずは仕事人・社会人・人として認められて受け入れられること。
そうすることで、自分も余計な引け目を感じずに、自信をもって業務に向き合うことができるようになります。
時短勤務は業務時間が限られているため、いかに効率よく期待通りの結果を出せるかという点が重要なポイントです。仕事を終わらせることだけに注力してしまい、提出したものが間違いだらけでは、チェックする他の人の手間が増えてしまいます。
スピードだけでなく正確性も兼ね備え、時短勤務でも充分戦力になるという点を伝えられるように努力していきましょう。特に経理の世界では、数字が少しでも合わないというだけで一からやり直しになることもあります。
派遣社員を雇うことにしたのには、人出が足りないなどの理由があるからこそ。
そういった状況も見て業務をこなしていきましょう。
そうはいっても、場合によっては残念ながら職場の理解を得ることができないこともあります。
万が一トラブルに発展しそうな場合は早めに派遣会社に相談し、解決していきましょう。
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