異業種から経理職への転身。残業OKでキャリアアップを目指す

異業種からの転身もOK

「経理事務に異業種からチャレンジ」。そんなの無理と諦めないで。
キャリアを積めば積むほど、専門的な職業人になれる経理事務に挑戦してみませんか？

経理事務は未経験者でもチャレンジできる！

「自分はどんな仕事に向いているか」「どんな仕事をしてみたいか」と考えたとき、今の仕事に疑問を持っている人は意外といます。
「もっと専門的な仕事がしたい」「もっとキャリアを積める仕事がしたい」など、現状を変えたいと思っていても現在の仕事と同業界、同業種では生活に変化が感じられないと諦めている人も多いでしょう。
そんなあなたに朗報です。未経験者でもチャレンジできる、経理事務という異業種に飛び込んでみませんか？

実は経理事務は日常の会計処理から決算、税務申告など一連の業務の中でも細かくプロセスが分かれているため、未経験の人でも、少しずつ経験を積んでいきやすい職種なのです。

例えば、会計ソフトの導入で入力作業はマニュアル化されていますし、企業規模が大きいほど業務が細分化され、簡単な仕事からスタートすることができます。
年間の業務内容が予め計画しやすいので事前準備の期間を持てるのも特徴のひとつですし、簿記検定で自分の基本知識を確認しながら実務経験を積み、ステップアップしていくことも可能です。

実際にソフト開発という異業種から経理事務に転身し、キャリアを日々着実に積んでいる森田さん（仮名）の例を見てみましょう。

未経験者はやる気と簿記の基本知識をアピールしよう

森田さんは専門学校を卒業後、システム開発会社に入社。
SEとして様々な会社のシステム開発に携わってきました。
納期が近付いたときやシステム変更があるたびに、深夜残業や夜勤が続いたそうです。

最初のうちは仕事の面白さが勝り、泊まりの勤務も苦になりませんでした。
しかし、これから長く仕事を続けることを考えた場合「今の激務をこなし続けられるだろうか」と疑問を持つようになったといいます。

そんなとき、経理ソフトの開発に携わることがあり、経理事務の概要を知る機会を得ました。
SEの仕事に似ており、数字を積み重ねていく面白さに魅かれた森田さんは、簿記の勉強を始めました。
初めての受験で見事日商簿記3級に合格し、経理に転職することを決意。

経理事務は未経験だったので派遣会社に登録し、「未経験でもできる経理事務の仕事を紹介してもらえないか」と相談したそうです。
派遣会社の担当者から「やる気さえあれば、簡単な入力業務から始めてステップアップは十分できます」と説明を受け、中堅メーカーでの経理事務補助の仕事を紹介されました。

最初は聞き慣れない言葉や手順に戸惑いましたが、仕事の手順を丁寧に説明してもらいながら会計ソフトへの入力業務を皮切りに仕事を覚えていったそうです。
また森田さんの場合、ある程度の残業にも抵抗がなく月末や決算期・年度末の繁忙期に積極的に残業できたため、職場からの信頼も厚くなっていったようです。

今、森田さんは月曜～金曜の、午前9時から午後5時（休憩60分）まで実動7時間、時給1,600円で残業有（繁忙期は1日2時間程度）の条件で仕事をしています。
入力業務の他、買掛金の管理や請求書の作成など、仕事の幅も広がってきています。
週初めの月曜、毎月20日から月末にかけては業務量も多く1日2時間程度の残業がありますが、労働基準法に則り残業代も支払われますので毎月の収入はおよそ27万円です。

収入面でゆとりもあり、比較的業務量が落ち着いている水曜や月半ばを中心に簿記検定の通信教育講座も継続しています。「派遣での実務経験と簿記の勉強が相乗効果を生んで、毎日の仕事が面白くなっています」と話してくれた森田さん。
「このまま派遣で経理事務のキャリアを積んで、いつかは正社員を目指したい」とキャリアアップのイメージも膨らんでいるようでした。

経理事務は年齢や職歴にとらわれない安定した仕事

経理事務に興味を持つきっかけは人それぞれです。興味を持った人の年齢も職歴も様々でしょう。
幸いなことに、経理事務は年齢や職歴にとらわれる職種ではありません。

また、やる気さえあれば軽易な業務から就業も可能ですので、日々の経験を積み重ねることでキャリアアップが狙えます。簿記検定をはじめ経理事務に関する国家資格・民間資格も多く、社内外から評価されやすい職種でもあります。

「異業種からでも大丈夫かしら」と思い悩むより、思い切って経理事務という新天地で新しい自分のキャリアを構築していくのも良いのではないでしょうか。

異業種からの転身で新しい自分を創造しよう

異業種から転身しやすい条件が備わっている経理事務に挑戦して、生き生きとした職業人としての一歩を踏み出してみませんか。

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