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メールに必要書類を添付して送るケースも多いと思いますが、添付するファイルにも気遣いが必要です。例えば毎月送るレポート。ファイル名はきちんと更新されているでしょうか?
フォームが決まったファイルの場合は前月のものをコピーして使っていると思いますが、ファイル名が前月のままでは後々ファイルを整理する際、受け手にファイルの中身を確認する手間をかけさせてしまいます。誤認にもつながるので、送る前には必ず更新されているかを確認しましょう。
また、うっかりしがちなのが印刷設定をせずに書類を作成しそのまま送ってしまうこと。受け手が印刷して確認しようとした場合に、ひとつの表が何枚にも分かれて印刷されてしまっては紙が無駄になるだけではなく、印刷設定の手間をかけさせてしまうので注意しましょう。
日本の神奈川支店が川崎の事務所から退去することになりましたが、賃貸契約書にあった通り原状回復をしなくてはなりません。原状回復の工事費は資産除去債務として計上が必要なので、レポーティング・パッケージのAROのシートに入力してヤングさんに送りました。
Subject: Regarding the post for asset retirement obligation accompanying office moving
※Attached is the document
Dear Mr. Young,
I hope you are doing well.
We have restored Kawasaki office after moving.
And the cost of construction will be post as asset retirement obligation, I input it to the sheetof ARO in reporting package.
Please find the attached document.
Best regards,
○○corporation
TEL: +81-3-○○○○-××××
Account Department
Akiko Keiri
件名:事務所移転に伴う資産除去債務の計上について
※添付資料あり
ヤング様
お疲れ様です。
川崎の事務所退去に伴い、原状回復を行いました。
つきましては、工事費を資産除去債務として計上しますので、
レポーティング・パッケージのAROのシートへ入力しました。
添付資料をご確認ください。
宜しくお願いします。
◯◯コーポレーション
TEL:03-○○○○-××××
経理担当
経理明子
賃貸物件から退去する場合は、原状回復が条件となっているのが通常です。原状回復とは、「借りていた物件から退去する時に借りた当初の状態に戻す」ということ。もちろん時間の経過などによる劣化には対応できないので、入居後に看板を取り付けたり、カスタマイズしたりした部分、借主の故意・過失により発生した損耗・毀損を元に戻すということになります。
これは、契約時の書類に記載され、重要事項説明でも説明を受けています。退去時の原状回復にかかった工事費は経理上は資産除去債務として計上します。経理部門では、賃貸借の契約に関わることはありませんが、原状回復にかかった工事費は資産除去債務として扱うという点は覚えておきましょう。
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